制作中

このプロジェクトはまだ設計図の作成途中です。内容は今後変わりうる仮定・未解決部分を含みます。

SPEC-02

なぜ新しい社会を考えるのか

「社会を変えるなんて、個人にできることじゃない」

そう思うのは、自然なことです。

実際、選挙で一票を投じても、明日から何かが変わるわけではありません。

それでも、このプロジェクトを始めることにしました。

理由は、社会を変えたいからではありません。

社会の仕組みを、一度きちんと分解して見てみたいからです。

「仕方ない」の中身を見る

生きづらさについて書いてきた中で、何度も同じ言葉に出会いました。

「制度がそうなっているから仕方ない」

「今の仕組みでは無理」

「そういうものだから」

これらの言葉は、間違っていません。

制度は、個人の努力だけではどうにもならないことが多くあります。

ただ、「仕方ない」で止めてしまうと、その制度がなぜそうなっているのか、本当に他のやり方がないのかを、誰も確かめないまま終わります。

新社会は、その「仕方ない」の中身を、一つずつ開けてみる作業です。

支持や反対のためではない

先に、はっきりさせておきたいことがあります。

このプロジェクトは、現実のどの政党や政治家を支持するためのものでもありません。

特定の立場を持ち上げたり、批判したりすることも目的にしていません。

仮想の国を一からデザインすることで、今の社会に組み込まれている前提や、見えにくくなっている負担を、いったん外から見てみる。

それだけです。

現実の政治判断は、もっと複雑な利害と歴史の上に成り立っています。

新社会の設計が、そのまま現実に当てはめられるとは考えていません。

「今」と「未来」、どちらを優先するかを決めつけない

このプロジェクトの中心にある問いの一つが、これです。

今の生活を切り詰めることが、本当に未来のためになるのか。

逆に、今の豊かさのために、未来に負担を先送りしていないか。

どちらの立場にも、一理あります。

だからこそ、新社会では最初からどちらかに決めつけず、制度ごとに具体的に検証していきます。

完成させることが目的ではない

新社会の設計図は、たぶん一生完成しません。

一つの制度を決めると、別の制度に影響が出て、また考え直すことになります。

それでいいと思っています。

このプロジェクトのゴールは、「理想の国の完成形」を提示することではありません。

読んだ人が、

「今の仕組みしかないと思っていたけれど、他のやり方もあり得るのか」

と、一度立ち止まって考えられること。

それが、このプロジェクトの目的です。


次は、新社会の基本原則から、実際の設計に入っていきます。


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