目次
この国には、まだ政府も、通貨も、選挙の仕組みもありません。
書き忘れたわけではありません。わざと後回しにしています。
政府やお金や選挙は、暮らしを支えるための「道具」です。何のための道具なのかが決まっていないうちに道具から作ると、今度は人のほうが道具の都合に合わせて暮らすことになってしまいます。
だからこの設計図は、先に「この国で、人はどう暮らせたら幸せなのか」を決めるところから始めます。働き方、お金、住まい、食べもの、困ったときの支え、心の不調。毎日の暮らしで実際に困っていることを一つずつ見直して、それが固まってから、それを実現するための政府やお金のしくみを考えます。
まずは12ページ。土台となる考え方が4本、実際の制度設計が8本です。
このうち、生きづらさに直接かかわる6本(働くとは何か・AIと仕事・お金と生活・住居・社会保障・医療・メンタルヘルス)は、feevera の「生きづらさと社会の仕組み」で公開しています(↗ の付いたリンク)。
はじめに
- 新社会とは — このプロジェクトが何をしようとしているか
- なぜ新しい社会を考えるのか — 「仕方ない」で止めない理由
- 幸福とは何か — 曖昧な言葉のまま進まないために
- 新社会の基本原則 — すべての制度がここに照らされる7つの軸
各論
- 働くとは何か — 労働時間・賃金・雇用形態、そして職場の対人関係というもう一つの負担
- お金と生活 — 税・社会保障・再分配を、誰が負担するかまで
- 住居 — 家賃・持ち家・空き家、住む場所という土台
- 食料・農業 — 自給率と家計、両方から見る
- 社会保障 — 申請主義の壁と、いちばん条件が厳しい人
- AIと仕事 — 代替される側の負担を、誰が引き受けるか
- 医療・メンタルヘルス — 精神科の手前に、相談できる場所を
- 交通・自転車 — 免許制と、歩道での「降りて押す」ルール
この12本は、まだ全体の一部です。政府のかたち、意思決定の方法、通貨のしくみ——それらは、この先の設計が進んでからでないと、正しく決められないと判断しました。
先に土台を固める。それが、この国の最初のルールです。